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日本代表22歳DFがCLバルサ戦で「ボランチなの!?」「レバンドフスキに頭1つ飛び出て空中戦勝利」超ポリバレントな鈴木淳之介にカメラマン驚き
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中島大介Daisuke Nakashima
photograph byDaisuke Nakashima
posted2026/02/03 17:00
CLバルサ戦に出場した鈴木淳之介。PK献上、チームは大敗したものの潜在能力の高さを見せる場面はあった
コペンハーゲンの1点リードで迎えたハーフタイム時点では、バルサはプレーオフへ回らねばならず、またプレーオフ圏外だったコペンハーゲンが圏内へ順位を押し上げる状況だった。
ヤマルとレバンドフスキ、ラッシュフォードらが猛攻を
ただ後半頭からバルサは、エリック・ガルシアに代えてマルク・ベルナウを投入したことでダイナミズムが生まれる。
怪我による長期離脱から復活し、徐々に本来の力を取り戻しつつある18歳が、ペドリの不在を補った。48分、ヤマルの裏抜けからレバンドフスキの同点弾が生まれると、60分にはヤマルが左足を一閃、逆転ゴールを奪った。
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さらに69分、ボックス内のレバンドフスキが振りかぶる足の軌道上に鈴木の足が入る。どちらかと言えば鈴木のふくらはぎが蹴られた形ではあったが、倒れたレバンドフスキにPKが与えられる結果に。時間帯、得点差を考えると鈴木、チームにとっても不運な判定ではあったが、ボックス内の相手エースに絶好のパスが入った時点で勝負は決していたか。
ラフィーニャがPKを決めたバルサは、85分にも途中出場のラッシュフォードが直接FKを決め、危なげなく4-1の勝利を手にした。
PKの判定などもありややアディショナルタイムの長くなったこの試合、試合終了の笛が鳴る前に会場が大きく沸く瞬間があった。なんと他会場のレアル・マドリーがベンフィカに敗戦し、試合前の3位から9位に順位を落としてプレーオフへ回ることに。そしてバルサはストレートインの5位でリーグフェーズを終わらせることに成功した。
隠しきれない悔しさをにじませたが
試合後の鈴木からは、バルサを相手に出来たこと出来なかったことを噛み締めるように、そして隠しきれない悔しさをその表情から感じることができた。
W杯まで半年を切った今、負傷者の多さは日本代表の懸念点となっている。しかし昨年10、11月の日本代表戦で飛躍的な成長ぶりを見せた鈴木は――この日も各国代表選手がひしめくバルサを相手に、落ち着きや戦術的対応力を見せた。彼の存在は代表への大きな助けになるはず。






