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日本代表22歳DFがCLバルサ戦で「ボランチなの!?」「レバンドフスキに頭1つ飛び出て空中戦勝利」超ポリバレントな鈴木淳之介にカメラマン驚き
posted2026/02/03 17:00
CLバルサ戦に出場した鈴木淳之介。PK献上、チームは大敗したものの潜在能力の高さを見せる場面はあった
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中島大介Daisuke Nakashima
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Daisuke Nakashima
1月28日、FCコペンハーゲン所属の日本代表DF鈴木淳之介(22歳)が、チャンピオンズリーグのリーグフェーズ最終節、敵地カンプ・ノウでのバルサ戦にフル出場、世界的ビッグクラブを相手に存在感を示した。
PK献上も…バルサ相手に攻守で好プレー
序盤に軽率なパスミスから決定機を与えてしまったことや、不運な反則で相手にPKを与えてしまった場面もあったが、相手エースでポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキとの激しい攻防、そして的確な予測とポジション取りでインターセプトも連発した。
また守備面だけではなく、攻撃時にはマークを剥がしボールを運び出すドリブルで攻撃のスイッチを入れる場面もあった。
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ただ試合は4-1でバルサが危なげなく勝利。ホームチームは決勝トーナメントへのストレートインを手にし、コペンハーゲンはCL敗退が決定した。現地撮影した写真とともにこの試合を振り返っていく。
現地時間21時のキックオフに合わせ、バルセロナの市街地にあるカンプ・ノウスタジアムを囲む一角では、警察の規制により歩行者道路のようになった通りを多くのバルサファンが練り歩いていた。
サッカーに興味のない近隣住民や、規制により発生した渋滞に巻き込まれた人たちがどう思うかはさておき、サッカーのプライオリティーの高さを感じる。またスタジアム上部には巨大なクレーンの姿があり、サッカー場には不釣り合いな景色が広がっていた。
10万に近いキャパを誇るスタジアムだが、現在は改修工事が行われており、客席を覆う屋根はなく、片方のゴール裏席は無人席となっている。
カンプ・ノウの中で、粛々とアップをしていた
ピッチ脇のカメラマン席に辿り着くまでには――まだ埃漂う、絶賛工事中の場所を通り抜けていかなければならない。屋根がないため巨大なスピーカーがピッチレベルに置かれ、かなりうるさく感じる。
そんなスタジアムにアップのため姿を現したコペンハーゲンの先発メンバーの中に、鈴木の姿を撮影することができた。研ぎ澄まされた眼差しとともに、寡黙に粛々とメニューをこなす様子が印象的だった。
普段多く撮影するレアル・ソシエダを筆頭にリーガのチームは、もう少し賑やかなイメージがあり、そこにスペインらしさを感じさせるが、国やチームによっての特色が出るのかもしれない。
バルサで言えば、メッシとダニ・アウベスによる地面に落とさぬままのロングパスの応酬、クロップ時代のリバプールが行っていた超ハイテンポかつ強インテンシティーや、いかにも簡単そうに難しいボール回しを続けるマンチェスター・シティのアップなどは、それだけで強い印象を残す。




