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箱根駅伝PRESSBACK NUMBER
「1区や3区だと変な色気が」箱根駅伝6区で超ハイレベル区間賞の創価大・小池莉希は来年どこを走る? 恩師が漏らした「山の伝説」への期待感
text by

酒井政人Masato Sakai
photograph byNanae Suzuki
posted2026/01/30 06:02
山下りの6区で驚異的な走りを見せた創価大・小池。佐久長聖高校時代の恩師・高見澤勝監督は小池の走りと可能性をどう見たのか?
「区間記録の期待もありましたが、意識しすぎると動きが硬くなってしまうので、あまり高望みをせずに臨ませました。まずは上りが想定より10秒ぐらい良くて、そこから下りに入ったときも、キロ2分30秒台のスイッチが入りました。途中から区間賞候補だった伊藤君との差がちょっとずつ詰まってきたんです。
一番良かったのは大平台を過ぎてからのラスト7kmぐらい。勢いがどんどん加速していきました。結果的には、順大に追いついていれば区間新記録でしたけど、ラスト3kmもよく走ったと思います」
冗談半分からの「青赤シューズ」
今回は左に「赤」、右に「青」と左右で異なる色のシューズを履いており、ビジュアル面でも際立っていた。このエピソードについても榎木監督が教えてくれた。
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「小池が着用していたのはアディダスの『ADIZERO ADIOS PRO 4』です。もともと赤があって、11月末に青が出たので、私が冗談半分で、『右左で変えてチームカラーにしたらいいんじゃないの?』と提案しました。練習で一度試して、『いいですね。これでいきます!』と本人がうれしそうに報告してきたんです。他の選手ですか? そこまで目立とう、という思いはなかったみたいですね」
沿道から小池に声をかけた佐久長聖高・高見澤勝監督も教え子の走りに驚かされたという。
「高校時代から小池は下りより、上りの方が強いと感じていたので、6区をここまで走れるとは正直、思いませんでした。区間記録に1秒届かず、小池らしいなと思いましたね。でも区間賞は素晴らしいですし、走り終わった後もさほどダメージがなく、足裏のマメもできていなかったみたいです。そういう話を聞くと下りに適しているのかなと思います」
6区の区間記録に1秒差と迫った小池だが、来年はどうなるのか。

