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「ロス世代はシオガイとゴトウが…」ブラジル記者がアジア連覇U-23日本代表FWに“辛口エール”「イチハラ、オグラ、アラキらは目立ったね」
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沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byZhizhao Wu/Getty Images
posted2026/01/27 06:01
U-23アジアカップを“2歳年下世代”ながら優勝したU-23日本代表。日本通ブラジル記者もうなった選手は?
「もちろん。彼は、2023年のU-17アジアカップで高さ、強さ、スピードを発揮し、将来が非常に楽しみな選手だと思っていた。でも、昨季、ロアッソ熊本から期限付き移籍したベルギー2部のベフェレンでは出場機会が少なかった(リーグ戦とカップ戦を合わせて8試合、76分間の出場で1得点)。今季はアビスパ福岡でプレーするが、ポジション争いに勝って多くの試合に出て、もっともっと成長してもらいたい」
塩貝と後藤がいるだけに…J育成の課題とは
――ただ、じつはこの世代にはヨーロッパで活躍しているセンターフォワードがいる。今冬NECナイメヘンからボルフスブルクに移籍した塩貝健人、すでにA代表デビューを飾っている後藤啓介(シント・トロイデン)がいるが、いずれも所属クラブがこの大会への出場を認めなかった。
「クラブが彼らを戦力として必要としている証拠でもあるので、仕方がない。それだけに、欧州や日本代表で存在感を放ちつつある2人がいない今大会こそ、ブライアンと道脇はアピールしておきたかった。でも、彼らにも挽回のチャンスはある。この大会で味わったであろう悔しさをバネとして、今季、所属クラブで一皮も二皮も剥けてほしい」
この大会を通じて、選手たちは貴重な経験と大きな自信を手にしたに違いない。これからクラブへ戻り、さらなる成長を期して奮闘してもらいたい。その一方で、Jリーグのクラブが彼らを可能な限り成長させるには、どうすればいいのか――その点について、チアゴ記者は鋭い指摘を入れる。〈つづきは下の【関連記事】へ〉

