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箱根駅伝PRESSBACK NUMBER
全国女子駅伝で「衝撃の14人抜き」ランナーも!?…箱根駅伝の王者・青学大に“最強女子高生”ランナーコンビが進学の異例「自分たちが伝統を作っていく」
text by

和田悟志Satoshi Wada
photograph bySatoshi Wada
posted2026/01/16 06:02
女子長距離では実績のない青学大への進学が報じられた立命館宇治高の芦田和佳(左)と須磨学園の池野絵莉。いずれも高校トップ級ランナーだ
「まずは焦らず自分のペースを大切にしながら、教わることを一つ一つ身につけて、もっと強い選手になれるように、今までの感謝の思いもしっかり持って、頑張りたいなと思います」
このように言葉を続け、さらなるレベルアップを誓っていた。
池野もまた新しい生活に胸を高まらせている。
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「自分たちがいろいろ伝統を作っていくことになると思うんですけど、しっかり強くなれるように頑張りたいと思います。生活の面など不安なところもありますが、すごい楽しみです」
現状で判明しているのは2人だけで、1年目から駅伝チームを組めるかは不明だが、2人とも駅伝にも意欲を示している。
原監督による「駅伝界への革命」の行方は…?
今年の正月は、原晋監督がEKIDENダイレクターを務めるGMOインターネットグループがニューイヤー駅伝で初優勝し、箱根駅伝では青山学院大が頂点に立った。
原監督は女子実業団でもユニクロのスペシャルアドバイザーを務めており、昨年11月のクイーンズ駅伝でユニクロは過去最高の6位となり、クイーンズ8(翌年のシード権を獲得)入りを果たした。
駅伝界に革命を起こしてきた原監督が関わるチームが、男女の実業団でも躍動している。そして、今度は大学女子駅伝でも――。
大学女子駅伝は、一昨年度までは名城大が席巻してきたが、昨季は立命館大が全日本大学駅伝および富士山女子駅伝の二冠を果たし、今季は城西大が二冠を成し遂げた。覇権奪還を目指す名城大、成長著しい東北福祉大やシルバーコレクター返上を狙う大東文化大と、大学女子駅伝は群雄割拠の時代を迎えつつある。そこに、いつの日か参戦するのが青山学院大だ。
「ゆくゆくは今強いチームに勝てるような力をつけたいなと思います」
池野がこう話すように、近い将来、女子駅伝でもフレッシュグリーンが躍動する姿が見られそうだ。

