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大激戦!「シューズシェア争い」で見る箱根駅伝…“着用者ゼロ”からアシックス大挽回、“王座陥落”ナイキの巻き返しで「戦国時代」を制するのは? 

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酒井政人

酒井政人Masato Sakai

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photograph byYuki Suenaga

posted2026/01/13 11:01

大激戦!「シューズシェア争い」で見る箱根駅伝…“着用者ゼロ”からアシックス大挽回、“王座陥落”ナイキの巻き返しで「戦国時代」を制するのは?<Number Web> photograph by Yuki Suenaga

箱根ランナーたちの超高速バトルを支える高機能シューズにも激しい開発競争が。着用者の活躍から最新のシューズ勢力図を読み解く

新モデルがなかったナイキはやや落ち込む

 時代に先駆けていちはやく厚底シューズを発表したナイキは、2021年大会でシューズシェア率が驚異の95.7%に到達した。しかし、その後はシェアを下げて、今回は16.7%(35人)まで落ち込んだ。前回は、発売前だった『ヴェイパーフライ 4』のプロトタイプで吉居駿恭(中大)が1区を独走。若林宏樹(青学大)も5区で区間賞・区間新の快走を見せたが、今回は“新モデル”の登場がなく、パイを奪われたかたちだ。

 それでも『アルファフライ 3』を着用した藤田大智(中大3)が1区で区間記録を3秒上回ると、『ヴェイパーフライ 4』を履いた岡田開成(中大2)が4区2位と活躍。

 また、非厚底タイプである『ストリーク フライ 2』で吉岡大翔(順大3)が2区を1時間6分28秒(区間9位)と好走している。近年の傾向を考えると、今年中に『アルファフライ』の後継モデルが登場する可能性が高い。新モデルで巻き返しを図ることになるのだろうか。

快走が連発したプーマ

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 2022年大会からシェアを拡大してきたプーマは今回14.8%(31人)。ナイキの背中に手が届くところまで来ている。前回は桜井優我(城西大)が9区で区間賞を獲得。メーカーとして箱根駅伝で初めての区間賞に輝いたが、今回はレース序盤で“快走”を連発した。

 1区は前作よりミッドソールが4mm厚くなった『ディヴィエイト ニトロ エリート 3 EKIDEN』を着用した青木瑠郁(國學院大4)が区間記録を12秒更新。2区では爪先を突き抜ける独自形状のカーボンプレートを搭載した『ファストアール ニトロ エリート 3 EKIDEN』を履いたヴィクター・キムタイ(城西大4)が区間記録を22秒も塗り替えたのだ。

 序盤の2区間で“超高速レース”を展開したプーマ。着用大学数も前回の10大学から14大学に増加しており、勢いが加速している。

【次ページ】 少人数ながらインパクト抜群だったオン

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