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前田健太37歳「マエケンは終わった」から復活へ〈楽天4億円移籍の舞台裏〉ダルビッシュ有に最後の挨拶「キャリア最後のチーム…全てを捧げる」
text by

山田結軌Yuki Yamada
photograph byYuki Yamada
posted2025/11/28 06:01
前田健太が杜の都で日本球界復帰を果たす
38歳で迎える日本復帰1年目。残された現役生活は決して長くないことも自覚している。「自分が納得できるというか、もうそんな長くはできない。後悔のないように」。あと数年、野球選手として何を残せるのか――。
「キャリア最後のチーム。全てを捧げる」
広島でのプロ入り4年目、2010年にブレークを果たした。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手三冠を獲得し、沢村賞にも輝いた。若かりし頃は、自他共に認める負けず嫌いな性格だった。同世代のライバルが好成績を挙げれば、それより上を強く意識した。その闘争心と向上心がマエケンを日本球界で一流の投手に押し上げた。
「若い時はこのタイトルを取りたいとか自分の実力を示したい気持ちがあった。今、日本に帰ったら、そのチームのためにどれだけ自分が力になれるか、が一番大事。必要としてもらえるところが僕のキャリア最後のチーム。チームのために自分の全てを捧げる。困った時に助けられるような存在でありたい。今までの経験とか、今持っている力を全て出したいです」
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あと35勝に迫る日米通算200勝はモチベーションの一つ。しかし、個人記録よりも追い求める目標はチームの優勝だ。
「モチベーションは、チームが勝つことしかない。この先5年、10年のためにっていうよりも、1年1年。1年でもう終わってもいいという気持ちで、あんまり先を考えずに勝負します」
残りの野球人生の全てを懸ける。東北に2013年以来の歓喜をもたらすため、マエケンの再挑戦が始まる。〈前編も公開中です〉

