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〈新人王〉ロッテ西川史礁「本当に濃すぎた」激動の1年を支えた“思考”と“結婚”「もっと上に行きたい」阪神・森下翔太に学んだ一流の極意とは…
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梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara
photograph byJIJI PRESS
posted2025/11/27 06:03
激戦を制してパ・リーグの新人王に輝いたロッテ・西川
侍ジャパンの井端弘和監督からは「将来はジャパンの中核を担うような選手になって欲しい」と声をかけられたという。
「そういう感じで見ていただいていると思うと嬉しかった。もっともっと上を目指さないといけないと思った」と目標は明確になった。
支えてくれた愛妻との絆
11月18日には結婚を発表した。新妻は、この激動のルーキーイヤーを一緒に苦しみ、一緒に笑った最愛のパートナーだ。大学時代に交際を始め、大学の卒業式前日にプロポーズした。
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「結果が出なくて苦しんだ時期が長かった。その時に支えてくれたのが妻。色々なサポートをしてくれた。励ましてもくれたし、ダメな時は叱咤してくれる。ダメな事はダメとしっかりと言ってくれる。それはやっぱり助かった」と西川は感謝の言葉を並べる。
気持ちはすでに、プロ2年目の2026年に向いている。年明けには、尊敬する森下と一緒に自主トレを行うことも決めた。
「来年の目標は、キャリアハイ。そのためにもしっかりオフにとりくみたい。フィジカル面の強化と自分のスイングを理解すること。韓国戦の最後の打席の反省を忘れない。その前の打席や練習ではイメージ通りに出来ていた部分もあったので、しっかりいい時の映像も見て、考えを整理して次のシーズンを迎えたい。もっともっと上にいきたい」
野球人生で一度しかとれない「新人王」というタイトルを獲得して、都内のホテルで晴れやかに会見に臨んだ。喜びよりも常に、次への課題が頭をよぎっているのが西川だ。「将来的にはベストナインに選ばれる選手になりたいです」。同じルーキーながら遊撃部門のベストナインに選ばれたイーグルス・宗山塁内野手の姿を見て一瞬、悔しそうな表情をのぞかせた。この思考こそがマリーンズの背番号「6」を成長させる原動力なのだろう。



