海外の現場からBACK NUMBER

日本人最長か、それとも消滅か。急変する角田の評価と残留の可能性。

posted2025/10/17 09:00

 
日本人最長か、それとも消滅か。急変する角田の評価と残留の可能性。<Number Web> photograph by Getty Images

6位に入ったアゼルバイジャンGPの走りで評価を高めた角田

text by

尾張正博

尾張正博Masahiro Owari

PROFILE

photograph by

Getty Images

 シーズン終盤戦に入って活発になっているのが来季のシート争いだ。9月29日時点で'26年のシートが確定していないのは全部で6つ。その中で、日本のファンの関心を引いているのが、レッドブルの1席だろう。そのシートに座っているのが、現在ただ一人の日本人ドライバーである角田裕毅だからだ。

 8月下旬のオランダGPでレッドブルの姉妹チームであるレーシング・ブルズのアイザック・ハジャーが3位表彰台を獲得したときは、'26年はハジャーがレッドブルに移籍し、角田のシートに収まるのはほぼ確実と噂された。空いたハジャーのシートには、レッドブル育成ドライバーでF2参戦中のアービッド・リンドブラッドが昇格し、角田の残留は厳しいというのが大方の予想だった。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 568文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

関連記事

#角田裕毅
#レッドブル
#レーシング・ブルズ
#アイザック・ハジャー
#アービッド・リンドブラッド
#ラルフ・シューマッハ
#フランツ・トスト
#ヘルムート・マルコ
#片山右京

F1の前後の記事

ページトップ