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ドジャース佐々木朗希“リリーフ起用”説の現実味はある? 現地メディアが「セットアッパーとして有力視」の予想外…大谷翔平、カーショウの名前も
text by

一野洋Hiroshi Ichino
photograph byNanae Suzuki
posted2025/09/21 06:05
米メディアが不安定なドジャース救援陣の「救世主」として報じた佐々木朗希。実際にマイナーでも中継ぎ登板が試されるなど、可能性は高まっている
佐々木のリリーフ登板は、これまで報道で語られてきた「救援転向論」を単なる推測から一歩進める出来事となった。ブルペンが最大の弱点となっている今、短いイニングで爆発的な球威を維持できる佐々木の姿は、首脳陣にとって現実的なオプションに見えてきたはずだ。
カーショウ、大谷…救援投手「待望論」も
ちなみにこうした「救援投手待望論」の議論は佐々木だけにとどまらない。MLB公式サイトは、ポストシーズンに向けた投手起用のオプションとして興味深い問いを投げかけている。
「クレイトン・カーショウは救援で使われるのか? それともロースターから外れるのか?」
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「大谷やタイラー・グラスノーはリリーフで使われるのか?」
特に大谷に関しては「DH起用のため試合中に肩を作るのが難しい」という制約がある一方、首脳陣の間では「救援で起用する可能性」も議論されているという。
さて、話を佐々木に戻す。
急浮上した佐々木の「救援転向論」は、ドジャースの弱点を覆す起爆剤となり得るのか――? 通常であればその可能性は低いはずだった。だが、これほどまでに「あと1アウト」が遠いのがドジャース救援陣の現状でもある。
その空白を埋める切り札として、23歳の新星がポストシーズンのマウンドに立つ光景は、いまや決して荒唐無稽な想像ではなくなっている。

