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ドジャース佐々木朗希“リリーフ起用”説の現実味はある? 現地メディアが「セットアッパーとして有力視」の予想外…大谷翔平、カーショウの名前も
text by

一野洋Hiroshi Ichino
photograph byNanae Suzuki
posted2025/09/21 06:05
米メディアが不安定なドジャース救援陣の「救世主」として報じた佐々木朗希。実際にマイナーでも中継ぎ登板が試されるなど、可能性は高まっている
そしてこの「噂」は、ついに現実の舞台で試され始めた。
日本時間の19日、佐々木は3Aで6度目の登板にして、自身初のリリーフで起用された。5回から3番手でマウンドに上がり、2者連続三振で観客を沸かせた。
3人目には四球を与えたものの、続く打者をレフトフライに仕留め、結果は1イニング無失点。わずか16球の投球で11球をストライクに決め、制球の安定感を示した。
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さらにファストボールは100マイル(161キロ)を計測。1試合、1イニングだけのサンプルではあるが、「リリーフ適性があるのではないか」という期待を抱かせるには十分な内容だった。
前半の不調を脱し…復調しはじめた先発陣
ちなみに救援陣が崩壊する一方で、前述のように先発陣はシーズン終盤にかけて大きく復調している。
MLB公式サイトは「8月中旬以降、ドジャース先発陣がリーグ屈指の投球回を稼ぎ、奪三振率でも歴史的な水準に達している」と報じた。大谷翔平、山本、タイラー・グラスノー、ブレーク・スネル、クレイトン・カーショーらがそろい踏みし、ポストシーズンを見据えたローテーションは整備されつつある。

