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「192cmの長身」「米名門大で武者修行」世界陸上男子400mで“34年ぶり”決勝進出…23歳の新星・中島佑気ジョセフが語っていた「1年前の予言」
posted2025/09/18 11:05
世界陸上で34年ぶりとなる男子400mでの決勝進出を決めた中島佑気ジョセフ。昨夏のパリ五輪前には「予言」めいた発言も?
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Nanae Suzuki
陸上競技・男子400mの中島佑気ジョセフ(富士通)は2023年11月、単身アメリカに渡り、陸上名門の南カリフォルニア大学を拠点に練習を重ねてきた。
オレゴン世界選手権金メダリストのマイケル・ノーマンや東京五輪銀メダリストのフレッド・カーリーなど、錚々たるメンバーとともに汗を流す日々を送った。指導者も1992年バルセロナ五輪400m金メダリストのクインシー・ワッツ氏という恵まれた環境だったという。
「世界のトップレベルの選手が集まる環境で、自分がどこまでやれるのかを見たかった」と語る中島は、練習内容も従来と大きく変わった。
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これまで300mが最長だった練習は、時に500mや600mの距離をこなすようになり、さらにはスプリント系の練習も充実。「19秒台の選手と一緒に100mや150mを走ることで、スピードも去年よりは付いた感覚があります」と手応えを語った。
決勝進出を目指したパリ五輪
パリ五輪での目標は「個人で決勝」と定めている。日本人が五輪400m決勝に進出すれば、1992年バルセロナ五輪の高野進以来、32年ぶりの快挙となる。
「ブダペスト世界陸上はファイナルをあと一歩のところで逃して悔しい思いをした。この1年間頑張ってきて、確実に決勝に行けるイメージはつかめている」
世界のメダリストたちと日々「絶対に離されない」というプレッシャーの中で練習を積んできたという中島。実はこの時、本人の口から今回の東京世界陸上での活躍を予見させるような「ある予言」があったのだが――その詳細は、本編で詳しく描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
