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「このユニフォームがこんなに重いとは…」世界陸上100mハードルで揃って予選突破…30歳を迎える2人の“苦労人ハードラー”波乱万丈の軌跡

posted2025/09/15 17:17

text by

和田悟志Satoshi Wada

photograph by

Kiichi Matsumoto

　熱戦続く東京世界陸上の女子100mハードルで、準決勝進出を果たしたのが中島ひとみ（長谷川体育施設）と福部真子（日本建設工業）だ。ともに今年で30歳になるベテランだが、ここまでのキャリアには様々な苦悩があった。《NmuberWebレポート全2回の1回目／つづきを読む》

　初日からチケットが完売となった東京2025世界陸上。2日目も午前中から大盛り上がりだった。モーニングセッションは予選が中心だったにもかかわらず、3万人を超える観客がスタンドを埋めた。

　この日のモーニングセッションで、小林香菜（大塚製薬）が7位入賞した女子マラソンと共に、日本勢の活躍が期待されたのが女子100mハードルだ。

　近年、一気に日本のレベルが上がっており、今年の日本選手権では大トリを飾った注目種目だ。

　以前は世界大会に出場することもなかなか難しかったが、前回の2023年ブダペスト大会に続き、今回も日本は3人の選手がフルエントリーした。

　日本選手権のトップ3が厳しい参加資格をクリアし、世界陸上のスタートラインに立ったのだ。

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