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「イケメン扱いに抵抗→メガネ着用」「45歳で8歳下の女性と結婚」気骨の名棋士・郷田真隆が“格調高い”ワケ「名人を逃してもタイトル6期」
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKyodo News
posted2025/08/01 06:00
1998年の郷田真隆。若き日のエピソードとともに「格調高い」棋風で将棋ファンに愛される名棋士だ
田丸が実際に盤を挟んで対局したときのこと。郷田は序盤から持ち時間を惜しげもなく使う長考派で、対局後にこう語っていたという。
「長考して当たり前の手を指すのは、加藤(一二三)先生と似ていますね。ただ長考派は手がよく見えるんです」
そんな郷田が加藤と同じく、長考派として手にした栄光とは?
45歳で8歳年下の女性と結婚
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なお郷田は「最後の大物独身棋士」と言われた後、2016年に45歳で8歳年下の女性と結婚。互いにプロ野球好きで意気投合したが、郷田は巨人、夫人はDeNAファンで、両チームの試合では“モメる”こともあるとか。
1000勝達成を機に、今後改めての活躍が期待される郷田九段。波乱に満ちた将棋人生の全貌は本編でさらに深く描かれている。〈つづく〉
