大谷翔平の舞台裏:ドジャース異聞BACK NUMBER
大谷翔平の「幸せな寝不足」はどう受け止められている? 元阪神の2児の父メジャーリーガーはしみじみ「球場で何があっても、家に帰れば“パパ”なんだ」
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斎藤庸裕Nobuhiro Saito
photograph byGetty Images
posted2025/05/15 17:12

大谷翔平の「幸せな寝不足」問題、どう解決する?
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「ショウヘイに、子供が生まれる? え、もう生まれた? 本当かい。男の子? 女の子?」
大谷のインスタグラムでの報告から既に2週間が経過していたことに驚きを見せつつ、うれしそうに祝福の言葉を送った。
「おめでとう。これ以上の幸せなことはないよ。彼はもう、夢中だろうね(笑)。娘のためなら、僕は何でもするよ。息子に対しても同じだけど、父と娘の絆ってまた特別なんだ」
先輩パパ・PJのアドバイス「めっちゃ、カフェインね(笑)」
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PJは阪神時代の19年10月、家族に第1子となる長男が誕生した。当時、夫人の出産立ち会いのために米国に一時帰国。その後、クライマックスシリーズ出場で再来日したが、同年オフにはメジャー復帰を決断した。その理由は、長男が生まれてすぐに健康上の問題を抱え、父親として、家族と一緒にいる時間を出来るだけ多く作る必要があったからだった。
幸い、長男は元気に育ち、3年前には第2子となる長女が誕生した。喜びと同時に、“睡眠問題”にも直面。それをどう乗り越えたのか。「めっちゃ、カフェインね」と日本語でニヤリ笑った。赤ちゃんの夜泣きに深夜のコーヒーで目を覚まし、あやすこともあったという。
シーズン中、酷使した体のリカバリーで大谷が最も重要視するのが睡眠。“先輩パパ”のジョンソンは助言として「昼間の仮眠とか、とにかく寝られるときに寝ることかな。あとは遠征の時に、とにかく出来るだけたくさんよく寝ることだね」と話した。