大谷翔平の舞台裏:ドジャース異聞BACK NUMBER

「それが僕らの仕事でもある」“大谷翔平についての質問”に元チームメイトが明かした本音…大谷のチームが変わっても“グッド・ガイ”に囲まれる日常

posted2025/05/06 11:11

 
「それが僕らの仕事でもある」“大谷翔平についての質問”に元チームメイトが明かした本音…大谷のチームが変わっても“グッド・ガイ”に囲まれる日常<Number Web> photograph by Getty Images

エンゼルス時代、ミッキー・モニアクと笑顔で写真に写る大谷翔平

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斎藤庸裕

斎藤庸裕Nobuhiro Saito

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現在ナ・リーグ西地区首位を走るロサンゼルス・ドジャース。2年目を迎えた大谷翔平は、各地で“元チームメイト”や他球団の選手・監督らと交流する機会も増えてきた。現地で取材を続ける斎藤庸裕氏が“大谷翔平の舞台裏”を解説する。

 ドジャース大谷翔平投手(30)はメジャー8年目となり、他球団の選手とのつながりも広がった。日本人選手はもちろん、エンゼルス時代の元同僚やオールスターで出会った選手との交流もある。プレー中だけでなく、試合前の様子を踏まえても、メジャーリーグでの居心地の良さが年々、増しているように見える。

 大谷は4月15日(日本時間16日)、ロッキーズのミッキー・モニアク外野手(26)と試合前に談笑した。エンゼルス時代の元同僚で、当時はミッキーマウスの耳のように頭の上に両手を広げ、交流する様子が大きな話題にもなった。同選手は「彼に会えるのはやっぱりうれしい。良き友人であり、素晴らしいチームメート。皆そうだけど、クラブハウスで毎日一緒に過ごしてると、ほとんど家族みたいな存在になるんだ」と喜びを語っていた。

モニアクは日本メディアに自ら握手を…

 取材対応の前日、モニアクは試合前のフリー打撃の準備で、ロッキーズ側のダグアウトからフィールドに出てきた。待ち構えていた数人の日本メディアを見つけると、自ら握手を求めてきた。「Hey, how are you guys doing(みんな、元気)??  Good to see you(会えてうれしいよ)」。シンプルだが、取材する側も救われる言葉だ。

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 翌日、クラブハウスで再びあいさつに行くと、数人の日本人メディアに対して快く現在の心境を語ってくれた。取材前と取材後に2度、握手を交わした。フレンドシップとまで言うことは出来ないが、大谷を通じて、メジャーリーガーたちとつながれることが出来るのは貴重な経験であり、同時に感謝の気持ちが改めて芽生えるものだ。

【次ページ】 「大谷に関する質問」にヒーニーが思うこと

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