大谷翔平にベッツが“意外な発言”…米メディア指摘「ライバル関係」のドジャース選手たち「批判が間違いだと証明する」ベッツのショート転向はなぜ？ 

　昨年9月に米スポーツ専門テレビ局ESPNがドジャースの試合中継中にベッツをインタビューした際には、大谷について聞かれ「彼のような選手とプレーするなんて、イケてるよね。特にこのメジャーのレベルで、才能ある選手ばかりそろっているという中で、こいつは自分よりはるかに優れていると言える選手がいるなんてことは、まずないことだから」と語り、昨年10月には米野球メディア界の大御所であるUSAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者のインタビューで「ショウヘイはごく普通の男だけど、僕らみんなが持っていないようなスーパーパワーを持っている。それが、僕が彼を間近で見てわかったこと」と話していた。昨季終了後のオフシーズン中に米スポーツポッドキャスト「オール・ザ・スモーク」にゲスト出演したときには大谷について「彼はとにかく誰よりも才能があり、他の誰よりも優れている。野球のフィールド上では、それについてはどうにもかなわない。彼がとてつもないことをやってのけるのを僕らは見ているからね。普段は本当に普通の男なんだけど、やることは本当に普通じゃない」と語っていた。

今シーズン中の投手復帰を目指す大谷 ©Nanae Suzuki

　そんなベッツの大谷に関する発言の変貌ぶりに、米専門誌スポーツ・イラストレイテッド電子版は「スター選手が何人もそろうドジャースは、チーム内にライバル関係を築くことに成功している」と指摘していた。

　実際のところ、ライバル心はあるのか――。

ショート転向に疑問の声も…

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　ベッツが今季、並々ならぬ覚悟と決意を持ってシーズンを過ごしていることは確かだ。外野手から遊撃手に転向する選手はメジャーでもめったにいない上に成功した前例もなく、ベッツはその難しい挑戦に挑んでいる。昨季も開幕から約2カ月半、遊撃を守ったが、手首の骨折で離脱、復帰後は再び外野に戻った。今年こそ遊撃手としてトップ選手になりたいという思いがある。

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