濃度・オブ・ザ・リングBACK NUMBER
グラビアタレントで新人レスラー・橘渚は「ミラクルを起こすタイプ」デビュー戦では過呼吸も「プロレスはメチャクチャ楽しい」《特別グラビア》
text by

橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph byShiro Miyake
posted2025/03/12 11:00

マリーゴールドの新人プロレスラー・橘渚の特撮インタビュー
昨年大晦日に行われた新人王トーナメントでは、1回戦で勇気と対戦し敗れている。
「デビュー2試合目で少しは落ち着いてできたんですけど、やっぱり“先輩の壁”は感じました。私に比べて堂々としてるし気持ちに余裕があって。そうなると自分に焦りが出て追い込まれてしまう」
プロレスラーとしては、まだ何も残せていない。だがそんな橘と対戦する時にも、勇気は警戒していたそうだ。
ADVERTISEMENT
「調子に乗らせたらダメだと思いました。調子に乗って“猪突猛進”で突っ走ってくる前に勝たなきゃって。(橘は)ミラクルを起こすタイプだと思うので」
橘渚と“ミラクルの予感”
プロレスそのものに慣れていないし、練習で突っ走りすぎてケガもした。ただそれでも「プロレスはメチャクチャ楽しい」と橘は言う。
「いざやってみたら、プロレスは怖くなかったです。練習では、とりあえずなんでもやってみようという気持ちですね。止められることもあるんですけど、やってみたくなるんです」
楽しんでやっているから、対戦相手には“ミラクルの予感”がするのだろう。それが観客にまで伝われば、マリーゴールドの中でも面白い存在になるはずだ。
(撮影=三宅史郎)
