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「ぱ、パンダロール…」藤井聡太竜王“カワイイおやつ”と王者の風格…観る将マンガ家が興奮「渡辺明九段は紫綬褒章、ひふみんはギネス認定!」 

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千田純生

千田純生JUNSEI CHIDA

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photograph by日本将棋連盟/Junsei Chida

posted2024/12/01 06:00

「ぱ、パンダロール…」藤井聡太竜王“カワイイおやつ”と王者の風格…観る将マンガ家が興奮「渡辺明九段は紫綬褒章、ひふみんはギネス認定!」<Number Web> photograph by 日本将棋連盟/Junsei Chida

11月の将棋ハイライト。イラストは関連記事などからご覧になれます!

 その理由とは「同一雑誌におけるボードゲームパズル作者としての最長キャリア」。詳細を見ると月刊誌に作成した詰将棋の連載を持っているそうですが、その初回は19歳、なんと1959年。つまり65年超にもわたって継続して詰将棋を作り続けたそうです。

 ユニークなキャラが取り上げられがちですが、「神武以来の天才」との異名をとった加藤九段、偉大過ぎる……。

 歴史という点では、関西の将棋会館も大阪市内の福島から高槻市へと移転します。「大きな文字で〈将棋会館〉と掲げてあった旧将棋会館も味があって大好きでしたが、高槻を“将棋の街にしよう”という行政・将棋界全体の取り組みに期待したいですね」とは編集担当さん。僕ら夫婦も関西に行く機会があれば(建築前に行きましたが・笑)、ぜひ見に行きたいなあと思っています。

天彦九段の時間切れ、じつは注目したい若手棋士とは

 最後に、盤上のトピックを2つ。

 1つ目は朝日杯将棋オープン戦で起きたビックリ出来事です。順位戦A級で好調をキープする佐藤天彦九段が青嶋未来六段に挑んだのですが、74手目を指した際、自らで止める対局時計のボタンを押し忘れてしまい、まさかの時間切れ負けに。

「6、7、8、9……10!」

 と機械的に時間を告げていく対局時計の「じゅう!」だけ少し強めな口調、天彦九段が“あっ!!”と気づいた瞬間の表情は、今まで見たことがありませんでした……。

 もう1つ。注目棋士として、じつは強さが目立っているのが岡部怜央四段です。2024年11月29日時点で、今年度は以下のような成績を残しています。

・41対局33勝8敗(対局数、勝利数1位)
・勝率.805(2位)
・16連勝(1位)

 直近では26日の朝日杯将棋オープン戦で佐藤康光九段、羽生善治九段に連勝。将棋ファン以外の方にもその強さを少しでも早く知られてほしいな……と願っています。

 そんな各棋士が戦う師走の将棋界も注目あるのみです!

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