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「“オオタニと仲良し”キケはユニ姿でシャワー」「英語をホメた鉄腕ハドソン」大谷翔平やベッツ、山本由伸だけでない…ドジャース名脇役とは何者か
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byHarry How/Getty Images
posted2024/10/16 17:12
メッツとの第1戦ハイタッチで喜ぶキケ・ヘルナンデスと大谷翔平
シーズン開幕前のキャンプ期間の段階で、ハドソンはFAの状態だった。まずはエンゼルスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに参加した(その後ブルージェイズとメジャー契約)。そこで当時メジャー挑戦2年目を迎えようとしている、当時24歳の大谷と出会っていた。
「ショウヘイと野球、食べ物…何でも話す」
そこから5年……37歳のベテランとなったハドソンは、アメリカでの生活が長くなった大谷から“ある変化”を感じたという。柳原記者の取材にこう答えている。
「英語がかなり上手くなっていた。野球のこと、食べ物のこと、何でも話す。19年の時には少ししか知らなかった翔平のことをたくさん知れて楽しい」
今シーズン、大谷がベンチ内でテオスカー・ヘルナンデスやミゲル・ロハスらと通訳を介さず積極的にコミュニケーションを取る姿はお馴染みとなった。それに加えて彼らやハドソンのようなベテランの存在が、名門ドジャースの闊達な雰囲気を生んでいるのだろう。