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[“打って勝つ”ために]豊田寛(東海大相模)「2人だけの室内練習場で」
posted2024/08/12 09:00
text by

山村菜々子(デイリースポーツ)Nanako Yamamura
photograph by
Katsuro Okazawa / Hirofumi Kamaya
今季、待望のプロ初安打を放った27歳は、阪神の熾烈なレギュラー争いに名乗りを上げた。その原点は、名門の4番を打ったことにあった。
鮮やかな水色に、タテのピンストライプ。あのユニフォームに袖を通すべく東海大相模を目指す球児も多い。しかし、豊田寛にとっての憧れは最大のライバル校だった。
「小さい頃から横浜高校しか見ていなくて、中学の監督に行きたいって言ったら、『(横浜高校に)すごいキャッチャーが来るから行けない』って言われて。ベンチに入れなくてもいいから甲子園には行きたかったので、神奈川だったら東海大相模かなと」
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