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体操女子・宮田笙子「懲戒ではなく代表辞退」のナゼ…“喫煙・飲酒”問題で協会が認めた「内部からの情報提供」「今後のサポート」重要な論点 

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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posted2024/07/20 17:01

体操女子・宮田笙子「懲戒ではなく代表辞退」のナゼ…“喫煙・飲酒”問題で協会が認めた「内部からの情報提供」「今後のサポート」重要な論点<Number Web> photograph by AFLO

喫煙と飲酒を認め、オリンピックへの出場を辞退した宮田笙子

「体操協会全体の問題」「今後のサポート」重要な論点

 日本体操協会の藤田直志会長はこう語っている。

「宮田さん本人だけではない、体操協会全体の問題ですし、しっかりと考えなければならないと思っています。宮田さん本人、おかしてしまった罪、将来にむけてはしっかりと第一歩を踏み出してもらうために全力でサポートしていくことを考えています」

 今回の違反は、ここで選手生命が絶たれる内容ではなく、再起を期すことが可能なものであり、協会もサポートをする姿勢を打ち出している。そのサポートのもと、宮田の意志次第で、再出発することはできる。道は閉ざされていない。

 こうしてひとまずは結論が出て、体操女子は補欠からの繰り上げなく、4名で臨むことになった。上位進出が期待でき、メダルの可能性も秘めていた今回のメンバーにあって、オールラウンダーの宮田がいなくなった影響は大きい。

 まずは4選手が思いきり挑める状況になることを祈りたい。

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