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「満足はしてない」井上尚弥が明かす今後のキャリア「あと一歩いけるんじゃないか」…モンスターに問うた“人生における小さな幸せ”
text by
渋谷淳Jun Shibuya
photograph byHiroaki Yamaguchi
posted2024/06/03 17:01
Number最新号のインタビューで今後の展望を明かした井上尚弥
「そうですね、いいんですけどね、次の試合が終わって『引退しまーす』って」
――驚きの発言です。
「それはないにしても、それくらいの結果は出してきてると自分でも思ってますから。ただ自分には『最後にフェザー級で』っていう気持ちもどこかしらにはある。やっぱりまだまだ満足できないというか、あと一歩いけるんじゃないかなって思うところが見えてるんですよ」
――だからこそ減量を含めて新しいことにもトライしているわけですよね。
「本当にスーパーバンタムで限界の体だったら、もうやることもなくなっちゃうかもしれない。次はグッドマンなのか、ドヘニーなのか分からないですけど、やるっていうことは、スーパーバンタム級でやっていく中でしっかりとフェザー級の体を作り上げていくっていうものが“どこかしら”にはあるんですよ。あくまで“どこかしら”になんですけど」
井上尚弥の人生における小さな幸せとは?
常に大きな期待をかけられ、その期待にこたえ、さらに大きな期待を背負う。モンスターのキャリアはその繰り返しだった。そんな井上に「今、人生における小さな幸せを教えてください」と問うと、こんな答えが返ってきた。
<インタビュー前編から続く>
【インタビュー全編を読む】サブスク「NumberPREMIER」内の【ロングインタビュー】井上尚弥が明かしたネリ戦の真実「初ダウンにワクワク」「当日体重2kg増の理由」「最後にフェザー級でっていう気持ちも」で、こちらの記事の全文をお読みいただけます。
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