メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
大谷翔平応援ボードも大型カメラも「預けてこい!」持ち込みNGでエンゼルスと大違い…治安の悪い地域も《ドジャースタジアムとLAの歩き方》
text by
AkiAki
photograph byNanae Suzuki
posted2024/04/09 17:02
大谷翔平や山本由伸、ベッツにフリーマン……絶対に行ってみたいロサンゼルスとドジャースタジアム。観戦した日本人が経験したから伝えたい“歩き方”とは
《一眼レフ等のカメラ》
大きさの規定が厳格のようで、前に並んでいた日本人のファンも「ロッカーか車に預けて来い!」と係員に突き放されていた。
公式サイトによると〈カメラのレンズは6インチ(=15.24cm)を超えてはならない〉となっている。望遠レンズを伸ばした状態で大きさを測られていたので、エンゼルスタジアムよりもかなり厳しく見られている印象だ。セキュリティも常に定規のようなもので測っていて、確認がほぼスルーだったエンゼルスタジアムとの違いは歴然だった。
《応援ボード》
大前提として、ドジャースタジアムでは「いかなる応援ボードの持ち込み・掲出もNG」となっていることを強調しておきたい。観戦に来た日本人家族の子供が一生懸命準備してきたと思われる応援ボードも、止められていた(係員の対応はカメラと同様である)。エンゼルスの中継などで応援を彩る光景として日本ではお馴染みだったこそ、注意が必要だ。
《傘》
ロサンゼルスは雨が降らないことで有名だが、スコールはたまに発生する(今回の観戦では実際に雨に降られた……)。ただ球場へは折り畳みを含めて、いかなる傘も持ち込み不可となる。雨が降りそうな場合はレインコートなどを準備して球場へ向かう必要がある。
《タバコ/ライター》
ドジャースタジアムは球場内外すべての敷地で禁煙である。愛煙家には辛い観戦になると思うが……タバコだけをロッカーに預けに行けるわけもなく、泣く泣く捨てるファンの姿も見掛けた。
中が見られないバックなどはすべてNGなので要注意!
《クリアバッグ》
エンゼルスを含めてMLB共通の規定だが、初めてのメジャー観戦の方には注意が必要な規定だ。中が見られる規定サイズ内のクリアバッグのみ持ち込みが許可され、色の付いたバックパックや手提げ鞄は一切許可されない。
こちらも並んでいた日本人が交渉を続けていたが、許可されず。試合開始日には外から入れるグッズショップもあり、そこにクリアバッグの販売もしている。ただし購入、入れ替え、バックパックをロッカーに預けるという行動は大きなタイムロスになるだけではなく、観戦前に気分も下がってしまう。