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大谷翔平応援ボードも大型カメラも「預けてこい!」持ち込みNGでエンゼルスと大違い…治安の悪い地域も《ドジャースタジアムとLAの歩き方》
posted2024/04/09 17:02
text by
AkiAki
photograph by
Nanae Suzuki
この先ドジャースタジアムへ観戦旅行に行かれる方、検討されている方向けに、
(1)球場への往復手段に関して
(2)ドジャースタジアムの持ち込み手荷物についての注意点
以上2点を、これまで大谷翔平がエンゼルス時代に本拠地として戦った、アナハイムのエンゼルスタジアムとの違いを交えながら説明する。特に今回、多くの日本人が入場に際して苦労する姿を多数見てきたので、皆さんが行かれる際に、楽しい旅が台無しにならないためにも……という思いである。
ドジャースタジアムへの移動手段は3つある
《ドジャースタジアムへの往復手段に関して》
昨年まで大谷が所属していたエンゼルスは、ロサンゼルス郊外のアナハイムに位置していた。それもあって、球場への徒歩圏内にたくさんのホテルが存在していた。
一方でドジャースの本拠地、ドジャースタジアムはロサンゼルスの中心部にある。ダウンタウン近くの丘の上にあるため、ホテルから球場へ徒歩で向かうということはないはず。基本的にはダウンタウンのホテルに宿泊して球場へ向かうというパターンになると思う。
その際の移動手段としては、
(1)無料シャトルバス(ダウンタウン・ユニオンステーション駅からスタジアムまで試合日に無料運行)
(2)UberやLyftなどの個人配車サービス
(3)レンタカー
以上の3つが、主な選択肢となる。それぞれのアクセス方法、留意点について触れていく。
シャトルバスは無料。ただ試合開始90分前の運航
(1)無料シャトルバス
行き:ダウンタウンにあるユニオンステーション駅から無料で球場まで行くことができる。出費を抑えるには一番良い手段だが、デメリットとしては試合開始の90分前からの運航であること。
道が空いていれば15分程度で球場に到着するが、試合直前に空いていることは考えにくく、最低でも30分は要するだろう。開場時間は試合開始の2時間前になるので、少し早めに球場に行ってグッズショップで買い物を楽しんだり、練習を見たい場合は不向きな移動手段となる。
帰り:乗り場は長蛇の列で、シャトルバスに乗るまでに約1時間要した。乗ってからも渋滞でユニオンステーション駅まで30分かかるが、渋滞はどの移動手段にしたとしても変わらない。個人で行かれる方はこの手段が主流になるだろう。
そしてユニオンステーション駅から、後述するUber等の配車サービスでホテルへ戻るのが現実的な選択肢か。いずれにしても試合が終わってからホテルに戻るまで、かなりの時間を要する。ナイトゲームなど遅い時間帯になる場合には、体力を残しておくことが大事になる。
行きでオススメしたいのはUberなど配車サービス
(2)配車サービス
行き:配車サービスは複数存在するが、Uberはドジャースタジアムのパートナーとなっている。