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23歳富永啓生、大号泣の理由は?「英語を話せなかった荒削りなケイセイが…」涙のウラに心を通わせた恩師の存在「打てる時はとにかく打て!」 

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杉浦大介

杉浦大介Daisuke Sugiura

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posted2024/03/28 18:02

23歳富永啓生、大号泣の理由は?「英語を話せなかった荒削りなケイセイが…」涙のウラに心を通わせた恩師の存在「打てる時はとにかく打て!」<Number Web> photograph by Getty Images

NCAAトーナメントという大舞台でも躍動した富永啓生(23歳)。惜しくも敗れ、コートの上で泣き崩れた

 こうしてカレッジキャリアは終わったが、富永の物語はまだ続いていく。今後、パリ五輪、NBAへの挑戦が続くことを考えれば、ストーリーはまだ始まったばかりという見方もできるのかもしれない。そして、これから先のバスケットボール人生を考えても、ネブラスカ大で学んだ3年間は重要な意味を持ってくる。

 様々な形での成長の後で、もうプレースタイルが批判されることはなく、真っ直ぐに未来へと邁進できる。

「いろいろ山あり谷ありって感じでしたが、最終的にこうやってNBAでも実績のあるコーチに認められて、やれたっていうのは自分の中でも自信になる。次のステージに向けてもいい影響があるんじゃないかなと思っています」

 NBAを熟知し、同時に自身を適切な方向に導いてくれた指揮官の下で得たものは、富永にとっていつまでも礎であり続けるに違いない。

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