- #1
- #2
スポーツ百珍BACK NUMBER
ドラマ『不適切にもほどがある!』話題なので大調査「ダルと本田圭佑らは86年生まれ…五輪メダルも爆増!」日本代表が“38年で超進化”
text by
茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph byTBS
posted2024/03/23 20:01
『不適切にもほどがある!』の純子。“1986年から38年後”へと訪れた彼女たちの目に、2024年という時代はどう映っただろうか
伊藤美誠、大橋悠依、橋本大輝、小林陵侑ら個人種目・団体戦を含めた複数メダルを獲得するエース的存在が育っているからこそのメダルラッシュだろう。さらにはバドミントンの「わたがしペア」(渡辺勇大・東野有紗)、フィギュアの「りくりゅうペア」(三浦璃来・木原龍一)など男女混合の競技で存在感を示す選手が出てきている。
この夏、ブレイキンをはじめとした新競技で沸くこと必至のパリ五輪も、叶うのならば市郎さんたちにはぜひ見てもらいたいんだけどなあ……と、また妄想が膨らむ。なお昭和の時代に純子たちが熱中するファミコンだって、未来から来たキヨシ(坂元愛登)や母のサカエ(吉田羊)がもともと過ごしていた2024年には「eスポーツ」となり、億単位の金額を稼ぐ選手もいるのだから――時代が変化したスピードを感じる。
村田諒太、五郎丸、ボルト…86年生まれが超豪華
なお『不適切にもほどがある!』を見ていると、1986年はだいぶ昔のことに感じられるが……この年に生まれた有名選手は数多い。以下見ていくと、38歳となる2024年現在も現役で頑張っているアスリートの名も見受けられる。
<1986年生まれの主なアスリート>
村田諒太(ボクシング/1月12日)、浅尾美和(ビーチバレー/2月2日)、五郎丸歩(ラグビー/3月1日)、高橋大輔(フィギュアスケート/3月16日)、岡崎慎司(サッカー/4月16日)、小平奈緒(スピードスケート/5月26日)、本橋麻里(カーリング/6月10日)、藤森由香(スノーボード/6月11日)、本田圭佑(サッカー/6月13日)、上田桃子(ゴルフ/6月15日)、涌井秀章(野球/6月21日)、稀勢の里寛(相撲/7月3日)、諸見里しのぶ(ゴルフ/7月16日)、ダルビッシュ有(8月16日)、木村沙織(バレー/8月19日)、長友佑都(サッカー/9月12日)、小林可夢偉(レーサー/9月13日)、亀田興毅(ボクシング/11月17日)、石井慧(柔道・格闘技/12月19日)
※海外選手
ラファエル・ナダル(テニス/6月3日)、ウサイン・ボルト(陸上/8月21日)、ショーン・ホワイト(スノーボード/9月3日)、サムエル・ワンジル(陸上/11月10日)
ネット時代との親和性が高いダルと本田
1986年生まれでネット時代との親和性が高いアスリートの代表格と言えば、ダルビッシュと本田だろう。
ダルビッシュは自身のYouTubeやSNSで変化球の投げ方や野球事情について持論を述べるスタイルが大人気だし、昨年のWBCで佐々木朗希、宇田川優希らに対して親身に接する姿は"現役の超一流投手にして未来の名コーチ"として誰もが将来が楽しみと思ったはず。