大谷翔平に会いたい五輪選手＝張本智和や阿部詩ら続々？ 久保建英が好きな歌手は…“日本代表名鑑”のオモシロ回答を探してみた

　あれ、東京五輪に出る日本人選手団で、この人ってどんな人か意外と知らないな……。

　いち早く始まった競技の中継を観ていて、そんなことを思った。

ソフトボールを皮切りに東京五輪が始まった©Masaki Fujioka/JMPA

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　開幕前に数多くの報道が出回った中で、選手に関するニュースはどうも限られていた。「アスリートファースト」って言葉はどこにいったんだろう、と少し皮肉りたくもなるが、観戦する側の立場として、選手のバックボーンを知らないまま観るのは物足りなさを感じる。

　そんなことを思っていると、取材経験豊富な大先輩が「こんなのがあるよ」と教えてくれたのは『東京2020オリンピック　日本代表選手団 選手名鑑』というものだ。池江璃花子や内村航平、大迫傑らはもちろん、田中将大や堂安律、八村塁らが一斉に並ぶ選手名鑑って、あまりにも豪華すぎる。

　そこにはいくつかの質問項目が設けられているのだが……詳細を見ていくと、意外と面白い。取材タイミングからか未回答の選手もいるが、しっかりとアンケートに答えているアスリートが多くて「へえ、この選手こんなことに興味を持っているんだ」というものがかなり見受けられる。

　ということで、ちょっとクスッと笑えたり「へぇ～」と思ったアンケート項目をチマチマと調べてみた。

（1）アスリートが会いたいアスリートは誰？

　東京五輪の日本代表は20～30代が大半（飛込の14歳・玉井陸斗もいるけど）。彼らや彼女たちが幼少期に見たトップオブトップのアスリートにあこがれるのは自然の摂理だろう。

　じゃあ、10～20年前に最も注目されていたアスリートと言えば……ということで「すごく多いのは男子＝イチロー、女子＝吉田沙保里・浅田真央説」を立ててみた。この3人をそれぞれ挙げた主な選手を列記してみると以下の通り。

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