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「ショウヘイは生まれながらにして…」大谷翔平“キャンプから愛されまくり”な超才能「信じられない」トラウトら“エ軍の元仲間”が感嘆した日

posted2024/02/14 11:06

 
「ショウヘイは生まれながらにして…」大谷翔平“キャンプから愛されまくり”な超才能「信じられない」トラウトら“エ軍の元仲間”が感嘆した日<Number Web> photograph by JIJI PRESS/Nanae Suzuki

キャンプで汗を流すドジャース大谷翔平。エンゼルス時代からその才能は関係者を感嘆させてきた

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NumberWeb編集部

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JIJI PRESS/Nanae Suzuki

 新天地ドジャースでキャンプインした大谷翔平。エンゼルス時代にもキャンプ時点でその能力の高さに関係者が感嘆していた。「NumberWeb」掲載記事から過去のキャンプでの証言を知る。

<名言1>
野球に必要な才能を生まれながらにして持っている。
(マイク・ソーシア/NumberWeb 2018年2月22日配信)

 https://number.bunshun.jp/articles/-/829990

◇解説◇
 ドジャースでのキャンプが始まり、新加入した大谷と山本由伸の話題で持ちきりとなっている。

 特に大谷は打者専念となる今季に向けて、フリー打撃でのスイングをはじめとしたトレーニング内容、さらには“日替わりポルシェ”といったオフショットの話題にも事欠かないが……エンゼルス時代から、キャンプで関係者の熱視線を浴びてきた。

メジャー1年目キャンプでの“150メートル弾”

 大谷にとってメジャーでのルーキーシーズンとなった2018年から、そうだった。日本球界でも前代未聞だった二刀流プレーヤーは、アメリカでもベーブ・ルース以来となる100年ぶりの出来事として注目を集めていた。その中で……。

「ショウヘイは投手第一に考えている。その後に打者として見ていく」

 当時、エンゼルスの監督だったソーシアはこのように調整の見立てを示していた。スケジュールの順序上、ピッチャーとしての身体づくりを先に進めていくことが最適(実際、日本ハム時代の栗山英樹監督も同様の考えだったそうだ)だと見ていたからだ。

 ただそんな首脳陣をビックリさせたのは、バッテリー組のキャンプイン当日だった。

 投手としての練習後、打撃練習に臨んだ大谷は、監督だけでなくGM、打撃コーチやオーナーが見つめる中でスイングを開始すると、18スイング目以降からコンスタントに柵越えを放つ。その中にはバックスクリーンを越えた推定150メートル弾もあるなど、いきなりパワフルさを見せつけたのだ。

「スイングスピードが速いから打球速度も速くなる。だからパワーも生まれる。何よりも驚くのは彼の運動能力の高さだ」

 ソーシア監督はこう語り、即座に大谷の才能に惚れこんでいた。

自分の体になってきているのかな

<名言2>
自分の体になってきているのかなという感覚も去年より全然あるんじゃないかなと思いますね。
(大谷翔平/NumberWeb 2021年2月22日配信)

  https://number.bunshun.jp/articles/-/847091

◇解説◇
 今や大谷はメジャーリーガーの中でも最強打者の1人として名前が上がるようになった。

【次ページ】 記者の見立て通りの2021年メジャーMVP

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