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大型補強連発で準備は着々。サンズ新オーナーの手腕と哲学。
posted2023/08/11 09:00
ケビン・デュラント(中)を獲得したイシュビア(左)はWNBA・フェニックス・マーキュリーのオーナーでもある
text by

宮地陽子Yoko Miyaji
photograph by
Getty Images
NBAでチームが大きく変わるきっかけは2つある。ひとつはオーナーが代わったとき。特に、バスケ好きが長年の夢だったNBAチームを買収したときは、思い切った改革や補強を進める傾向がある。もうひとつは、スーパースターが加入したとき。1チームあたりの本契約選手が15人と少ないだけに、スーパースターの影響力は大きい。
7月に渡邊雄太が契約したフェニックス・サンズは、今年に入って、その両方が起きたチームだ。渡邊も、契約前に「『また一から新しくカルチャーを作っていく』と言われた」と語っている。もはや、田臥勇太がいた頃のサンズではないのだ。
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