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“世界一”を知る「なでしこ新ヒロイン」の素顔…宮澤ひなた「サッカーで夢が叶うなら嬉しい」、長谷川唯「もっと突き詰めれば上を」
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKatelyn Mulcahy - FIFA/Getty Images
posted2023/08/09 10:30
ノルウェー戦、喜びを分かち合う宮澤ひなたと長谷川唯
もともとはサイドなどを主戦場とするアタッカーだったが、海外移籍(ACミラン→ウェストハム→マンチェスター・シティ)以降はセンターハーフとしての才能を開花させた印象がある。
前回は「怪我をして100%で臨めなかった悔しさ」が
W杯初出場を飾った前回の2019年大会については「これまでのサッカー人生でほとんど怪我をしたことがなかったのに、W杯のタイミングに重なってしまって。100%の状態で挑めなかったことがなによりも悔しかったですね」と語ったものの、冒頭の言葉にあるように、もう一つ上の次元の選手になれるのでは……という手ごたえをつかんでいたようだ。
それを自身2度目となるW杯の舞台で、鮮やかなほど表現している。
各世代の“世界一”を知るからこそ
なお、池田太監督率いるなでしこジャパンは主に「3つのFIFA主催大会優勝メンバー」によって構成されている。2011年W杯の熊谷紗希(32)、18年U-20W杯の宮澤、14年U-17W杯の長谷川らがそれにあたる。世界一を知る“なでしこ新世代”は、そのインパクトをより鮮烈にできるか。11日の準々決勝スウェーデン戦も目が離せない。
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