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岡崎慎司37歳が口にする「将来的には指導者も」…具体的なビジョンは?「スタートは滝川第二」「指導者はピークがわからない。修行期間も全然平気」 

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中野吉之伴

中野吉之伴Kichinosuke Nakano

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posted2023/06/04 11:06

岡崎慎司37歳が口にする「将来的には指導者も」…具体的なビジョンは?「スタートは滝川第二」「指導者はピークがわからない。修行期間も全然平気」<Number Web> photograph by Getty Images

現役続行を望む岡崎慎司。一方でセカンドキャリアとして指導者もイメージしているという37歳に具体的なビジョンを聞いた。

 岡崎「うーん、S級ライセンスが必要かどうかは、確かに人によるとも思うんですけど。でもどっちにしたって指導者としての知識や考え方を学ぶ機会は絶対に必要で、指導者としての勉強はするべき。ライセンスを取る過程で学べることはたくさんあるし、いずれにしても学ぶための時間は絶対必要だと思うんです。無駄なんてことはない。

 このテーマだと例えば僕と(本田)圭佑は意見が違うと思います(笑)、圭佑はなんでもおかしいと思ったら、『それ変えればいいやん』っていうタイプ。僕は前提条件がある中で自分はどう生きるかを考えるタイプ。僕は『お前それずるいやん』て思うし、圭佑は『お前真面目でおもんないな』ってなる。で、いつもこのやり取りで喧嘩に(苦笑)。例えば圭佑がシステムを変えて、『ライセンスは必須じゃなくなりました』ってなったら、僕は独自で勉強をしますよ。

 とりあえずいろいろとやってみて、全部経験してみて。中には『これは要らないかな』『これは合わないかな』って思うものもあるかもしれない。でも『これはめっちゃ大事だな』『これは知れてよかった』というものもたくさんあるはずです」

落ちたらそれはそれですごく面白いじゃないですか

 いろんなことに好奇心がある。それは人としての成長に欠かせない大事な要素だ。そしてどんなことでもすぐに身につくことはないというのを理解しているし、確かな自分の力とするためにはそれ相応の時間と経験が必要だということをわかっている。積むべき経験は成功体験ばかりではない。上手くいかないことを悩んだり、失敗からどう立て直すかに向き合う時間は貴重だ。だからすぐに結果を出さなければならないという焦りもない。むしろ様々な寄り道をすることが、将来的に自分に豊かなものをもたらしてくれるという解釈がそこにはあるのだ。

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