スパーで鼻血、試合では一撃KO…“戦うラウンドガール”宮原華音がキックボクサーとしてリングに立つ理由「私たちも格闘技に本気なんです」

「格闘技の仕事がしたい！」事務所の社長に直談判

――ラウンドガールをやるようになったきっかけは？

宮原　ずっと格闘技が大好きだったので、空手の試合も含めていろいろとチェックしていました。選手としてだけでなく、ファンとしても夢中になれるものだったんです。「いつか格闘技の仕事がしたい！」と思っていたけど、なかなかそのきっかけがつかめなかった。そんなときにRISEのラウンドガールのオーディションがあるという話を教えていただき、事務所の社長に「受けたいです」と直談判したんですよ。

――小学生のときの空手の腕前同様、そのオーディションも自信満々でしたか？

宮原　4年前からRISEは会場で観ていたので、アピールする準備はできていました。「どんな質問をされても答えてやる！」くらいの気持ちで臨みました。

「RISE愛」を熱弁する宮原華音

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――熱意がすごい……！　めでたく合格したわけですが、過去に空手道を志していた者として、全く違う目的で闘いの舞台に上がる感覚はどんなものなんでしょうか。

宮原　神聖な場所に足を踏み入れているという気持ちが大きいです。もう1年くらいやらせてもらっていますけど、いまでも「もしヘマをしたら」と緊張します。リングは選手が主役であり、選手が目立つべき場所。本音をいえば、「一礼をして、裸足で入らなければいけないのでは……」と思うくらいですから。でもいまはRISEのラウンドガールの一員として、華を添えるではないですが、少しでも場が明るくなればと思いながらやっています。

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