熱狂とカオス!魅惑の南米直送便BACK NUMBER
「ロウキ・ササキの才能は楽しみ」“侍リアル現地評と超ノリノリ応援”…ブラジル在住日本人がWBCマイアミ弾丸観戦してみた
text by
沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byDaniel Shirey/Getty Images
posted2023/03/20 17:01
ファンの声援にこたえるメキシコのアロサレーナ。球場の雰囲気はどんな感じだったのか
準決勝の日本対メキシコ戦も中継するフォックス・スポーツは、18日、「日本は、この大会に出場する国の中で最も完成度が高いチーム」と称賛し、「メキシコ戦の先発は、ロウキ・ササキ。若くて才能に溢れたこの選手を見るのが非常に楽しみだ」と期待感を示した。その一方で、「日本選手にとっては、長旅の疲労とジェット・ラグが大きな困難となる(注:マイアミは日本との時差は13時間)」として、「ロースコアの試合になるのではないか」として、「戦力は日本の方が少し上だろう。しかし、コンディション調整に苦労があるうえ、メキシコはすでにマイアミで準々決勝を戦ってスタジアムにも環境にも慣れている」と指摘。「ロースコアの試合になるのではないか」と予想している。
メキシコ戦を現地観戦する方への注意事項
最後に、20日夜(日本時間では21日朝)の準決勝日本対メキシコを現地観戦する方への注意事項をお伝えしておきたい。
スタジアムへ持ち込むバッグの大きさに厳しい制約がある。普通のショルダーバッグは、まず持ち込めない。サイズの上限は、女性の化粧用ポーチ程度のようだ(注:筆者は最初に持ち込もうとしたバッグが「大き過ぎる」と言われ、宿へ戻って小さなバッグと代えたのに、またしても「まだ大きい」と再度の拒絶。また宿へ戻り、スーパーのレジ袋に中身を詰め替えたら今度は入れたが、レジ袋は没収された)。
その一方で、ミネラルウォーターや軽食など食料を持ち込むのは問題なかった(ただし、係員によって基準が異なる可能性がある)。スタジアムでは、マスクの着用は不要。声を出しての応援も、全く問題ない。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。