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実力者が居並ぶ異例の陣容。春場所は十両から目が離せない。

posted2023/03/11 09:00

 
実力者が居並ぶ異例の陣容。春場所は十両から目が離せない。<Number Web> photograph by JIJI PRESS

昭和以降では初の所要1場所で新十両昇進を果たした落合(左)。「1場所で上がれると思っていなかった」と喜んだ

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佐藤祥子

佐藤祥子Shoko Sato

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JIJI PRESS

 3月12日に浪速の地で初日を迎える大相撲春場所。ひとり横綱の照ノ富士の不調が続くなか、大関貴景勝の綱取りに注目が集まる。場所前の会見では、「そうそう何度もチャンスがあるわけではない。気迫全開で行く」と意気込み、その表情を固く引き締めていた。

 新入幕力士にも注目だ。元横綱白鵬が育てた、身長2m超えの北青鵬は21歳。まだ大銀杏も結えないスピード出世で、初のカザフスタン出身関取となるのは木瀬部屋の金峰山だ。

 そして何よりも今場所は十両の土俵が面白くなること受け合いなのだ。

 十両復帰した先の初場所を優勝で飾り、今場所は東十両筆頭の地位で連続優勝を狙うのが、元大関の朝乃山。成績次第では、翌場所で一気に幕内中位まで番付を戻す可能性が大きい。

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