サハラマラソン挑戦記BACK NUMBER
サソリ、誘拐、遭難、遊牧民……。
「砂漠ランナー新年会」で情報収集!
text by
松山貴史Takashi Matsuyama
photograph byMiki Fukano
posted2011/02/04 06:00
カバサワさんに誘われて怪しい新年会に参加してみる。
様々な疑問を感じながらも連絡してみると、とても優しい方で、色々な事を的確にアドバイスしてくださった。
砂漠レースに2度も出場した経験を持ち、砂漠レースの為に長野に引っ越し(練習のため?)したぐらい、砂漠レースを生活の中心に置いている方らしい。「Team白樺」という菅平高原を本拠地とするオリエンテーリングチームで大会運営をなされているなど、とにかく凄い人みたいだ。
ルーキー砂漠ランナーの後押しもして下さっているようで、砂漠ランナーの皆さんが知っているのもこれが理由らしい。
質問を重ねていると、「今度、砂漠(ランナー)新年会があるけど来る? いろいろな砂漠ランナーが集まるよ」と誘われる。
砂漠新年会……何て禍々しい名前なんだ。
そんな新年会があっていいのか? 場所はどこでやるんだ? そもそも猛者が集まる場に砂漠素人の自分がいてもいいのか? 相撲界の「かわいがり」みたいなのがあったらどうしよう……でも、Number編集部の人たちも興味津々だ。
行こう、自分も4月には「あちら側」の人間だ。行くしかない!
ちなみにカバサワさんからのメールの文末に「P.S. 私は3月1日からアタカマ砂漠にレースに出かけてしまうのでサハラに出発する直前は連絡取れないかもしれません」とあった。やっぱり砂漠界の大御所は一味違うんだ。
次回は「砂漠ランナー新年会」で得た数々の貴重なアドバイスを紹介したいと思います。
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