スポーツ名言セレクションBACK NUMBER
本田圭佑「企画しょうもなさすぎ。Number編集長に言っといて」「俺にとってサッカーは人生の…」超刺激的な語録〈W杯解説も話題〉
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byTakuya Sugiyama
posted2022/11/27 17:00
日本代表時代の本田圭佑。その言葉には強烈な求心力がある
「企画がしょうもなさすぎる。オレである理由がまったく見えない。これでインタビューを取ろうなんて甘い」
語るに値するテーマを提示しなければ、本田とは活字という場でマッチアップできない。取材する側も真剣に“デュエル”しなければならないのだ。
俺にとってサッカーは人生のウォーミングアップだ
<名言6>
俺にとってサッカーは人生のウォーミングアップだ。
(本田圭佑/Number948号 2018年3月15日発売)
◇解説◇
本田はひとつのことに人生をかけるという生き方を選ばない。
サッカー選手でありながら、事業欲も旺盛な本田は「サッカー、ビジネス。24時間、行けるところまで行く」と公言し、すべてにおいて一流を目指してきた。ピッチ内外でチャレンジングな男は、このようにも話していたことがある。
「上には上がいる。それを知るたびに、ホント悔しい思いをして、でもこいつらを越えたいなと毎回思うので。またあらためて不可能はないということをみなさんに見せていきたい。それが自分の生き様ではありますね。『また何か言ってるや』みたいに聞いてもらえれば。ちょっとずつみなさんの期待を裏切りたいと思います」
これまでの日本人アスリートを見回しても、本田圭佑は明らかに異端だった。だからこそ――世間を惹きつける人物であることは間違いないだろう。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。