――2017年にリーグ初優勝を成し遂げたころは、日本代表の選手も少なかったと思います。これだけの選手がリストに入ることにどんな思いがありますか？

鬼木　素直に嬉しいですね。代表に行けばそれぞれの基準や意識が変わってきますし、それをチームに還元しようとか、もしくはチームでもそういうレベルでやってほしいという思いが出てくると思います。もちろん自分たちはフロンターレのサッカーにプライドを持ってやっているところがある。そこの両方を持ちながらやってもらえればなと思いますね。

――最後に大会に挑む選手たちへの期待を教えてください。

鬼木　個人の思いとしては楽しんでほしいんです。ベスト8入りという目標に向かっていくのは当然だと思いますけど、全員が勝つために、グループリーグを突破するために一人ひとりが今までにないハードワークをしてほしい。それに加えて、真剣勝負を楽しんでほしいというか。それぞれの選手が自分の力で勝ち取った場所です。そんな舞台に出るわけなので、まずは楽しむこと。それは勝つためにも必要なことだと思っています。変に冷静になり過ぎずに、熱く向き合ってプレーしてほしいですね。

――ちなみに鬼木監督はW杯をどこで観ますか？

鬼木　自宅で家族と観戦する予定ですよ。それか指導者仲間とみんなでわーっと盛り上がりながら観るのもありかな（笑）。やはり本番が近づいてくると緊張しますね。日本から応援しています。

――ありがとうございました。

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