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「今は脱ぎたくない」熊本移住、井手らっきょ62歳が裸芸を封印していた!「くりぃむ上田晋也の兄と一緒にモルックにハマっています」 

text by

甚野博則

甚野博則Hironori Jinno

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photograph byTakuya Sugiyama

posted2022/09/26 11:04

「今は脱ぎたくない」熊本移住、井手らっきょ62歳が裸芸を封印していた!「くりぃむ上田晋也の兄と一緒にモルックにハマっています」<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

2018年から熊本に移住し、カラオケスナックを経営する井手らっきょ。その暮らしぶりを聞くと…

井手 そうですね、熊本にいたいですね。これまではコロナで外出し難かったこともあって、身体の脂肪が増えて、ボテっとした体形になってしまいました。だから、前はお店が満員になったときは裸になって獅子舞パンツをはいていたのですが、それも封印しています。3、4年前、『炎の体育会TV』(TBS系)で100m走った時に、俺遅いなと思ったんです。やっぱり練習してないとダメだなと思って。だから、今は走る仕事は断っていますね。変な負けず嫌いがあって、ちゃんとトレーニングして、身体を整えてから出たいというのがあります。

まさかの糖尿病予備群になり…

――スポーツ万能、健康なイメージがあるので意外な印象です。

井手 先日、病院に行って大腸検診とか胃がん検診をしたのですが、そのとき、血液検査をしたら先生に血糖値が高いって言われたんです。糖尿病予備群ですね、と。それから食生活を変えて、6月からは、サボり気味だったジムも週に3回行こうって決めて通っています。パーソナルトレーナーもつけて、1年かけて身体の筋肉がバキバキになってから、獅子舞パンツをはこうというのが、今の目標です。

――上裸での撮影の提案をした時、断っていたのもそういう理由だったんですね。

井手 そうなんです、今は脱ぎたくない。脱いで、みなさんのイメージと異なる井手らっきょの裸を見せたくないんです。それから、ボディビルダー的な筋肉じゃなくて、アスリートとしての筋肉をつけて、陸上のマスターズにもう1回出たいと思っています。10年くらい前に1度、マスターズの陸上競技に番組で出たことがあるんですが、負けちゃったんですよ。草野仁さんの番組に出たら、出演者たちはみんな鍛え方も違うし、同じ年代でもスピードが違った。今は真剣にトレーニングをやっているので、もう1回挑戦したいですね。

僕は番組の中で『スポーツ大将』が一番好きでした

――今も野球は続けているんですか? 

井手 自分ではやってないんですけど、福岡にある社会人のクラブチームの総監督をやってます。先日、『相席食堂』(朝日放送系)の収録で、高岸宏行(ティモンディ)君が店に来たんですよ。それで野球対決をしようということになって、僕が昔、PBA(プロフェッショナル・ベースボール・アカデミー)っていう野球塾をやっていて、その施設に行きました。高岸が投げて、俺がバッターボックスに立って。バラエティーなんで、「いいか高岸、絶対にボールを俺に当てるなよ」って。そうしたら、ズドンと凄い速い球が来たんですよね。これは当たったら痛いよなと思いながらも、「高岸、当てるなよ」とフッてるんですけど、彼は真面目だから、「わかってますよ、先輩にそんなことできませんから」って、ぜんぜん当ててくれないんですね(笑)。 それくらいですかね、久しぶりに野球をやったのは。

――最後に、井手さんの人生の中でスポーツはどういう位置づけなんですか。

井手 基本的にはやっぱり、趣味の一環ですかね。今でも趣味は、何らかのスポーツですしね。子供の頃は野球で、あるときはゴルフだったり、ダーツだったり。そして今はモルック。そういう意味でも、趣味から仕事までスポーツ。今思うと楽しかったですよ。僕は番組の中で『スポーツ大将』が一番好きでした。体力的にきつくても楽しいのが上回っていた。今日は、バレーボール、明日はゴルフコンペと、そんな楽しい仕事をしてお金までもらえるなんて、最高ですよね(笑)。

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「長嶋茂雄さんに憧れたけど、パワーがなくて…」元高校球児の井手らっきょが草野球でビートたけしと出会うまで「実は銀行員になりたかった」

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