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羽生結弦の忘れられない言葉「宮本武蔵に通ずると思いました」ピアニスト福間洸太朗が明かす“7年前の共演”で得たこと
text by
石井宏美Hiromi Ishii
photograph byAsami Enomoto/JMPA
posted2022/08/02 17:12
ピアニスト福間洸太朗氏が忘れられないシーンの1つとして挙げた、平昌五輪での『SEIMEI』
今後、羽生は競技会には出場しない。今シーズンが始まり、リンクに彼がいないことを実感したとき、寂しさがこみあげてくるかもしれない。
ただ、滑る場所は変わっても、より高いレベルの演技を追い求め続けることは、今後も変わらない。プロアスリートとして新たな道を歩み始める羽生に、福間さんも大きな期待を寄せる。
「彼のような多才な能力と逞しくしなやかな精神、芸術性、エンターテインメント性、恵まれた容姿、多くの人から信頼される人柄から、可能性は無限にあると思いますが、ご自身の理想とする姿に近づいていくこと、そしてスケート界、スポーツ界、分野を超えて様々なフィールドに良い影響をもたらしてくださることを期待しています。すでに多大な影響をあたえていらっしゃいますけどね。これまでの経験を活かして、どんどんご自分の夢を叶えていってほしいですね。私はずっと応援しています」
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