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「あの筋肉美!」「美しい横綱」の声多数…あなたが選ぶ平成以降「最高の横綱」ベスト3発表! 3位白鵬、2位貴乃花、では1位は?《600人アンケート》

posted2022/07/31 17:02

 
「あの筋肉美!」「美しい横綱」の声多数…あなたが選ぶ平成以降「最高の横綱」ベスト3発表! 3位白鵬、2位貴乃花、では1位は?《600人アンケート》<Number Web> photograph by KYODO

平成元年11月、当時17歳の貴花田(のちの貴乃花)に胸を貸す千代の富士。この1年半後、貴花田への金星配給をきっかけに現役を退いた

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NumberWeb編集部

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 往年のウルフフィーバーに平成初期の若貴ブーム、そして00年代の“青白時代”。どんな時代であっても、大相撲の人気を牽引してきたのは、圧倒的な強さと華を兼ね備えた名横綱たちでした。

 今回『Number Web』では、「あなたが選ぶ平成以降『最高の横綱』は誰ですか?」というテーマでアンケートを実施。7月8日から15日にかけて、計607票の投票が集まりました(平成以降に活躍した横綱は下記リストをご参照ください)。

 後編ではいよいよ、トップ3の結果を発表します。もっとも多くのファンから支持された「最高の横綱」は、いったい誰だったのでしょうか。<#1では、平成以降「最高の横綱」アンケート4~8位の結果を公開中です>

◆◆◆

3位 白鵬(優勝45回) 79票

 79票を集めて3位にランクインしたのは、数々の大記録を打ち立てた第69代横綱・白鵬です。優勝回数は、自身が憧れた昭和の大横綱・大鵬の32回を大きく上回る歴代最多の45回。通算1187勝、幕内1093勝はいずれも歴代1位であり、また横綱勝率.875、双葉山の69連勝に次ぐ歴代2位の63連勝など、「史上最強の横綱」と言っても過言ではないほどの成績を残しています。

 その一方で、現役晩年はエルボーのような「かち上げ」や張り差し、勝負が決まった後のダメ押しなどが一部で問題視され、土俵外での振る舞いについて批判を浴びることも少なくありませんでした。成績だけを見れば紛れもなく「最高の横綱」であるにもかかわらず3位という順位にとどまったのは、そのあたりのファン心理が影響したのかもしれません。

 もちろん「勝ちにこだわるところがカッコいい」(14歳・男性)、「ケタ違いの実力、持続力、空前絶後の大力士」(60歳・男性)という声にあるように、勝負へのこだわりや絶対的な強さを基準に置くファンからの支持は絶大です。たとえ好き嫌いは分かれたとしても、その実力に疑問を挟む余地はないでしょう。

「どんな相手であっても強かった。不知火型の横綱は活躍出来ないというジンクスも見事に払拭。極め付けは歴代最多優勝。現役晩年は色々とあったが、平成以降、最強の横綱は白鵬で間違いないと思う」(46歳・男性)

「日本に寄り添う姿勢に何度も感動した。何より圧倒的に強い。先日イベントでお会いしたらとても優しくてさらに好きになった」(24歳・女性)

「大相撲不遇の時代を支え、長きに渡り技を磨き続け、相撲の歴史を学び、現役時代から後進の育成にも励んだ素晴らしい横綱だと思います」(53歳・女性)

【次ページ】 「人間って鬼になれるんだ」「感動した!の一言」

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