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“最強の悪役”曙、今も昔もヤンチャな朝青龍は何位? あなたが選ぶ平成以降「最高の横綱」ベスト1は? 4~8位結果発表《600人アンケート》

posted2022/07/31 17:01

 
“最強の悪役”曙、今も昔もヤンチャな朝青龍は何位? あなたが選ぶ平成以降「最高の横綱」ベスト1は? 4~8位結果発表《600人アンケート》<Number Web> photograph by Sports Graphic Number

外国出身力士として初めて横綱の地位まで登り詰めた曙と、年6場所完全制覇の偉業を成し遂げ“ドルジ”の愛称で親しまれた朝青龍

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 照ノ富士の“一人横綱”体制が続く相撲界。名古屋場所では平幕・逸ノ城が初優勝を果たしましたが、しばしば「ふがいない」と評される大関陣の奮起や、番付を一気に駆け上がるような新たなスターの登場を待ちわびている好角家も少なくないことでしょう。

 思い返してみれば、平成以降の相撲人気を牽引してきたのは、千代の富士、曙、貴乃花、朝青龍、そして白鵬と、実力と華を兼ね備えた名横綱たちでした。照ノ富士に続く新たな横綱が誕生することこそが、角界を盛り上げるもっとも有効なカンフル剤なのかもしれません(平成以降に活躍した横綱は下記リストをご参照ください)。

 そこで『Number Web』では、「あなたが選ぶ平成以降『最高の横綱』は誰ですか?」というテーマでアンケートを実施。7月8日から15日にかけて、計607票の投票が集まりました。まずは、ランキング8位から4位までの結果を発表します。<#2では、平成以降「最高の横綱」アンケート1~3位の結果を公開中です>

◆◆◆

8位 日馬富士(優勝9回) 3票

 8位にランクインしたのは、白鵬と共に平成後期の相撲界を盛り上げた日馬富士です。

 入門からしばらくは100kgに満たない体でしたが、抜群の身体能力と強気な性格で徐々に頭角を現すと、大関昇進と同時に四股名を「安馬」から「日馬富士」に改名。2012年には2場所連続の全勝優勝を成し遂げ、横綱の地位まで上り詰めました。

 白鵬の最大のライバルとして、全力士中最多の21回の黒星をつけた日馬富士。暴行問題による引退という残念な引き際になってしまいましたが、絵画が趣味で大の子ども好きでもあり、モンゴルや日本で慈善事業に尽力する心優しい一面も持ち合わせていました。

「安馬時代からそのガッツとスピードに惹かれて応援していた。正直横綱になるとはまったく思っていなかったが、あの大横綱・白鵬の全盛期に対抗馬として台頭し最高位まで登り詰めた日馬富士公平の不屈の闘志は最高である」(52歳・男性)

「最後は不本意な形での引退でしたが、彼の戦いにはすごく勇気づけられました」(51歳・男性)

【次ページ】 唯一の現役横綱が6位に「こんな横綱は彼しかいない」

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