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産後に始めたキックの世界で、ベルト奪取の“三児のヒロイン”。

posted2022/07/26 07:00

 
産後に始めたキックの世界で、ベルト奪取の“三児のヒロイン”。<Number Web> photograph by KUSHIMAX

6月24日、後楽園ホールでのRISE159でAKARIに5R判定勝ちしたerika。3人の子どもたちも母を応援している

text by

布施鋼治

布施鋼治Koji Fuse

PROFILE

photograph by

KUSHIMAX

「写真を撮ってもいいですか?」

 7月2日、地元沖縄開催の『RIZIN36』に足を運ぶと、erika(名前の後ろにハートマーク)はひっきりなしに声をかけられた。その8日前、東京でAKARIとの再戦を制してRISE QUEENミニフライ級王座を奪取した効果は絶大だった。

「意外に自分のことが知られていてビックリ。沖縄より内地の人が多かったかもしれない」

 AKARIを追い込んだ攻撃はワンツーとヒザ蹴りだったが、技術云々より相手の反撃に動じない人としての強さを見せつけた感が強かった。「周囲からもそう言われるけど、『まだ全然ヘタクソだから、もっと頑張れ』と言われているみたいで(苦笑)。もっと技術を磨かないと」

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