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「オオタニは究極のアスリート」「柔軟な発想だから…」投手・大谷翔平の才能にエンゼルス同僚や岡島秀樹らが驚くワケ〈21回連続無失点〉
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byNanae Suzuki
posted2022/06/30 20:00
大谷翔平は29日の試合で5回2/3、11奪三振無失点の好投で今季7勝目を挙げた
そんなロレンゼンは学生時代、長打力のある外野手としても注目されており、“二刀流”でプレーする夢を持っていたという。しかし当時はまだ大谷の存在が知られておらず、野手としてのプレー機会はなかった。
「彼がいなければ僕に二刀流のチャンスを」
その空気感が変化したのは2018年のこと。メジャー1年目の大谷が二刀流で大活躍したことを受け、ロレンゼンも外野手としてのプレー機会を得た。その翌年には中継ぎと外野手を兼任するなど、二刀流を実践したのだ。
「大谷がいなければ、レッズが僕に二刀流のチャンスを与えることはなかっただろう」
「大谷は究極のアスリートだから、二刀流をハイレベルで実現しているよね」
こう語るロレンゼンが今、大谷のチームメートとして戦っているのだから、人生とは分からない。
ホワイトソックス戦で7勝目を挙げた大谷は、ベーブ・ルース以来の「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」も現実的な射程圏内に入ってきた。大谷なら、投打両面でヒートアップしたプレーをさらに見せてくれるはずだ。
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