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松坂大輔「横浜高校背番号1の条件」(連載7)

posted2022/06/29 07:00

 
松坂大輔「横浜高校背番号1の条件」(連載7)<Number Web> photograph by KYODO

丹波慎也、松井光介といったエースを育てた渡辺元智監督(当時)の前での投球練習

text by

石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

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KYODO

横浜高校で歴代ナンバーワン投手との声もあがる、丹波慎也。松坂が入学する前に早逝してしまった2学年上の先輩の噂は、後に怪物と呼ばれる男にも少なからぬ影響を与えていた。

 横浜高校のグラウンドに掲げられたレリーフに高いリリースポイントからボールを投げ下ろさんとする右ピッチャーが描かれている。丹波慎也――横浜の“幻のエース”だ。丹波は松坂大輔が入学する前年の1995年夏、急性心不全で亡くなった。

◆◆◆

 レリーフを見ると、丹波さんは本格的なオーバースローですよね。右腕が真上から出ていて、しなやかというよりも力強さを感じさせる投げ方だと思いました。映像もほとんど残っていないようで、僕も丹波さんが2年の夏に投げているところをちょっと見たことがあるくらいで、どのくらいのスピードが出ていたのかはわかりません。

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