Beyond The GameBACK NUMBER

ウェールズ、W杯へ。ここに、いまなお。

posted2022/06/24 07:00

 
ウェールズ、W杯へ。ここに、いまなお。<Number Web> photograph by Getty Images

歓喜を爆発させるウェールズ戦士たち。ウクライナは'91年の独立以降2度目のW杯出場を逃した

text by

藤島大

藤島大Dai Fujishima

PROFILE

photograph by

Getty Images

 前線兵士の寄せ書きの旗が控室に掲げられた。人情はボールより重い。世界はウクライナの勝利を願った。

 枠内へのシュートは「9対2」。コーナーキックが「7対4」。でも負けた。6月6日。英国のカーディフ。ワールドカップ出場のかかるプレーオフを制したのは真紅のシャツ、ウェールズだった。

 ウクライナのオレクサンドル・カラバエフが対戦前の会見で話した。「スポーツはスポーツ。贈り物やアンフェアな白星は期待しない」(AP)。正しかった。スポーツはスポーツでフットボールはまたしてもフットボールだった。

 つなぎ、崩し、阻まれ、FKを頭で跳ねのけようと身を投げ出すキャプテンの使命感は無慈悲なオウンゴールとなった。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
Numberプレミアムクラブ会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 992文字

Numberプレミアムクラブ会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

関連記事

オレクサンドル・カラバエフ
カタールW杯
ワールドカップ

海外サッカーの前後の記事

ページトップ