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あなたが選ぶ「プロ野球“最強助っ人”外国人」ベスト5…4位バレンティン、3位カブレラ、では大差をつけた1位は?《00年代〜編》
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byBUNGEISHUNJU
posted2022/06/12 17:03
タフィ・ローズ、カブレラ、バレンティン…アンケート「00年代〜最強助っ人外国人」1位は?
1位 ラミレス 167票
今回のアンケートで30%以上の票を集め、1位に輝いた「00年代~最強外国人選手」はラミレスでした。
00年オフにヤクルトへ入団。1年目から打率.280、29本塁打、88打点の好成績をマークし、リーグ優勝と日本一に貢献します。以降、大きなスランプに陥ることなく、優れたパフォーマンスを維持し、3年目に初の40本塁打&打点王、7年目に当時右打者として初となる200本安打を達成。07年オフに巨人移籍後も、第2次原辰徳政権の主軸として2度の打点王、10年には49本塁打を放ち、絶大な存在感を放ちました。
外国人選手として初めて日本通算2000本安打を達成したのち、14年オフに現役引退を発表。その後も日本にとどまり、16~20年はDeNAの監督を務め、19年には日本国籍を取得。球史で異彩を放つラミレスの功績は、もはや助っ人の系譜にとどまらない、日本野球界が誇るレジェンドと言えます。
「成績(2000安打も達成)、キャラクター、引退後は監督と野球界への貢献を考えてもダントツだと思います」(55歳・男性)
「日本通算2000安打を達成して、外国人選手で名球会入りを果たしたのはラミレスだけ。これを超えるのは難しいと思いました」(43歳・男性)
「スワローズでの大車輪は勿論、ジャイアンツ移籍後も成績を落とすことなく、従来のバッティングを発揮した。数少ない他球団クリーンナップからの成功例。選手としてだけではなく、ベイスターズでは監督にまで上り詰め、プロ野球界からの信頼も得ている。長きに渡り日本に定着している『名外国人助っ人』」(50歳・男性)
「日本大好きラミレスの『アイーン』や『ゲッツ』からはけていく姿が印象的です」(51歳・男性)
「打率も残し本塁打も打てる対戦相手からすると本当に嫌なバッターだった。状況に応じて打ち分けも出来る頭の良いバッターだったと思う」(46歳・男性)
「日本の野球に一番適応したと思う。監督やって奥さんも日本人、そんな助っ人もうこれからもいないんじゃないかな」(52歳・男性)
「長年にわたって安定した好成績を維持したこと。打席に入ったときの眼光の何とも言えない凄味。思慮深さや研究熱心さ、ファンを大切にする姿勢など、人間性の面でも尊敬すべき点が多い」(47歳・男性)
「日本だけで2000本安打の記録を残している唯一の外国人選手。ファンに愛され、監督まで務めた功績は大きいです。通訳の方に全幅の信頼を置き、何かのインタビューで通訳の方への感謝の気持ちを述べ、通訳の方が感極まって訳すことができなかったシーンを思い出します」(52歳・男性)
「あれだけ長い年数活躍して2000本安打を達成。勝負強さと愛嬌を兼ね備え、ファンに愛された。監督まで務めた選手。数字と記憶という意味で、あらゆる年代でNo. 1かもしれない」(47歳・男性)
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