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プロ野球PRESSBACK NUMBER
タイロン・ウッズが7位…ではメッセンジャー、ペタジーニは? あなたが選ぶ「プロ野球“最強助っ人”外国人」発表《00年代〜編》
posted2022/06/12 17:02
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
R)BUNGEISHUNJU、L)Sankei Shimbun
1952年に日本プロ野球で外国人選手枠が制定されてから今年で70年。球史を彩ってきた外国人選手たちのなかで「最強助っ人は誰?」と聞かれたら、あなたは誰を挙げますか?
Number Webでは、90年代以前と00年代以降の2つの年代にわけて、「あなたが選ぶプロ野球・最強外国人選手は誰ですか?」というテーマでアンケートを実施。5月18~25日にかけて、計540票が集まりました。
先日公開した「~90年代編」に引き続き、「00年代~編」のランキング10位から6位の結果を発表します。<#2では、1~5位の結果を公開中です>
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10位 エルドレッド 12票
10位にランクインしたのは、2012~18年の7シーズンにわたりカープに在籍したエルドレッドでした。
一振りで試合を決める長打力を武器に、球団25年ぶりリーグ優勝(2016年)に大きく貢献。タイトルこそ1度の本塁打王のみですが、196センチの巨体を揺らしながら攻守で見せる全力プレーや、ママチャリに乗ってグラウンドに通う(広島市内で目撃者多数)親しみやすさから、“カープ史上最も愛された助っ人”と呼ばれるほどファンの心を掴みました。
「広島を愛し広島と共に戦って結果を残した。いつも苦しい時に一発を打ってくれたイメージがある」(36歳・男性)
「他に優れた成績の選手はいますが、これほどファンに愛されている選手はいないと思います」(35歳・男性)
「彼こそは、世界で一番ママチャリが似合う野球選手です(笑)」(50歳・男性)
「チャンスには見事な三振か、予想外のホームラン……。意外性に溢れた助っ人です。マツダスタジアムにママチャリで現れ、休日にはその愛車に子供をのせてスーパーに買い物に行く姿は、ファンに最高の癒しと親しみを与えてくれました。広島ファンにとっては、この選手以外に誰を最強といえるのでしょうか? 最強の助っ人で間違いありません」(64歳・男性)
9位 マートン 14票
阪神で活躍したマートンが14票で9位に。
10年に来日したマートンは1年目から大活躍。広角に打ち分ける打撃技術でヒットを量産し、当時の日本新となる214安打を記録しました。以降、通算6年で打率3割超えを4度記録し、首位打者1回、最多安打3回のタイトルも獲得。スランプに陥らず、毎年好成績を残す“安定感”が光りました。
「安打製造機」(52歳・男性)
「外国人選手らしくホームラン量産、というタイプではないのが何よりすごい。シュアなバッティングで日本に合ったチームバッティングができる珍しいタイプ。そして200本安打。文句無しだと思います」(47歳・男性)
「安打数の多さが目立つのですが、ここぞという時にHRも狙って打てたし、なにより(2014年に)優勝にあと一歩という状況からCSを勝ち抜いて日本シリーズにいけた一因はマートン選手だったと思うので」(50歳・女性)
「真面目にノートをとって日本人投手に対応しようとする姿勢がとても好感が持てた。またホームランではなく最多安打を記録するなど、良い意味で助っ人外国人らしくないのがとても記憶に残っている」(40歳・男性)