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大谷翔平の“愛されすぎな日常”…仲良しマーシュが語った尊敬「素晴らしいチームメート」 好きすぎて“特製Tシャツ”を作っちゃった選手も 

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斎藤庸裕

斎藤庸裕Nobuhiro Saito

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photograph byGetty Images

posted2022/06/02 17:02

大谷翔平の“愛されすぎな日常”…仲良しマーシュが語った尊敬「素晴らしいチームメート」 好きすぎて“特製Tシャツ”を作っちゃった選手も<Number Web> photograph by Getty Images

ホームランを放った大谷に、カウボーイハットをかぶせるマーシュ

大谷自身がチームに溶け込む姿勢も見せている

 5年目で、今や大谷はトラウトと並んでチームの顔となり、メジャーを代表する選手になった。米メディアも大谷の表情の変化を指摘し、今季エンゼルス戦の中継で実況を担当するパトリック・オニール氏は「より、楽しんでいるように見える。何より、健康であることが大きいんじゃないかな」と話した。右肘や左膝を手術し、メジャー3年目までは故障を繰り返した。体の不安が消え、二刀流で全開となった昨年から、大谷のベンチ内での様子はより注目されるようになった。

 もちろん、周囲に支えられるだけでなく、大谷自身がチームに溶け込む姿勢も見せている。5月16日、レンジャーズ戦の前に、選手が「THE LESSER GUYS」と書かれたTシャツを着用して練習を行った。敵将のクリス・ウッドワード監督が発したエンゼルス打線に関するコメントを引用したもので、クオリティー・コントロール・コーチのティム・バス氏の発案で作製されたという。

 球団広報によれば「THE LESSER GUYS」とは、例えば大谷やトラウトらビッグスター選手を指すのではなく、マーシュら若手選手など「脇役」の選手を意味するそうで、つまりウッドワード監督は“脇役”選手も活躍し、どこからでも点がとれるエンゼルス打線を形容したということだ。大谷もこれを着てブルペン投球で汗を流した。

 チーム全体の一体感をマーシュら若手選手や、コーチらが積極的に生み出している今季のエンゼルス。その一員としても、存在感を示している大谷。明るく前向きで、どこかアットホームなチームカラーが、5年目の二刀流を後押ししている。

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