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大谷翔平の“愛されすぎな日常”…仲良しマーシュが語った尊敬「素晴らしいチームメート」 好きすぎて“特製Tシャツ”を作っちゃった選手も
posted2022/06/02 17:02
text by
斎藤庸裕Nobuhiro Saito
photograph by
Getty Images
エンゼルスの大谷翔平投手(27)は今季、投打のプレー以外でも注目の的となっている。同僚と仲良さそうに交流し、ホームランを打てば、ベンチで白いカウボーイハットをかぶる新たな儀式を楽しむ。皮肉っぽくジョークを飛ばしたり、周囲を笑わせ、そして愛される存在であることはメジャー1年目から変わらない。それでも、ありのままに、楽しそうに同僚と絡み合う姿が映し出されるのは、メジャー5年目の今季が最も多いかもしれない。
仲良しマーシュ「大谷は本当に素晴らしいチームメート」
昨年、全米野球記者協会による投票で、日本人初の満票MVPを獲得した影響もあるだろう。期待値やプレッシャーが高まる中、今春キャンプ中から同僚の間で「ショウヘイはよりリラックスしているようだね」との声は多かった。中でも、メジャー2年目の外野手マーシュとの絡みは度々、注目される。5月14日(日本時間15日)のアスレチックス戦の第1試合前には、ウォーミングアップ中にじゃんけんで遊ぶ姿があった。その翌日の試合では、プレー中断の合間にガイエゴ・コーチのサングラスを拝借し、マーシュに見せて満面の笑み。仲の良さが目立っている。
「本当に素晴らしいチームメートで、かつ信じられないほどすごい選手。彼の考え方を理解して、できるだけ多くのことを学びたいと思っているんだ。ある状況で、彼はどう考えているんだろう、とかね。彼の足跡をたどっていくようにね。毎日が、新しいことばかりのようだよ」
マーシュは大谷についてうれしそうにこう話した。昨年のメジャーデビュー時から、対戦相手の投手について話をよくするようになり、同じ左打者として学ぶことも多いという。陽気なムードメーカーで、点が入ってベンチではしゃぐ姿は元気いっぱいだ。大谷がホームランを打てば、思いっきり抱き合って喜ぶこともあった。